会社の裏手を流れる柏原川で、蛍が飛ぶ季節になりました。
日没を待って飛び始めます。
少しの間だけ手に止まってくれました。
この川に分布するのはゲンジボタルで、
日本の蛍の中では最も大きな種になります。
柏原町にはこのほかにもヘイケボタル、ヒメボタルなどが分布しており、
異なる河川や溝でそれぞれが棲み分けをしています。
蛍は、昆虫の中でも極めて珍しい生態の持ち主です。
その生涯は、陸・海(川)・空。
幼虫期を水の中で過ごし、サナギ期には土の中、
成虫になると光で仲間と交信しながら
夜の河川を飛び交います。
そして、蛍は幼虫から成虫に至るまで
その行動を光に支配されています。
また、蛍は水の綺麗さ、豊かさを推し量るための
「指標昆虫」でもあります。
ゲンジボタルの寿命は1~2週間といわれています。
そこだけを見れば、果かなくも悲しくも見えますが
幼虫期を含めると1年ほど生きることになり
私たちは、その生涯の最後の部分を見ています。
静かな夜に舞う沢山の光はとても綺麗で、幻想的でした。
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柏原加工紙株式会社
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